渋谷ワンダフル給食 第四弾!「真鯛のアクアパッツァ」
2021年9月、渋谷ワンダフル給食の第四弾が提供されました!
今回の給食は、「真鯛のアクアパッツァ」がメインの献立です。
残暑もまだまだ続くなか、提供がはじまった「渋谷区立原宿外苑中学校」に訪問をしてきました。
「真鯛のアクアパッツァ」ができるまで
じゃがいもサクサクサラダ
渋谷ワンダフル給食、できあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
レシピを考えたシェフより、渋谷区の子どもたちへ
関口 智幸 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理主席教授)
日本でもいまやおなじみの、アクアパッツァ!
たべたことのある子は、いますか?
このアクアパッツァは、あさりからでる海のめぐみたっぷりのエキスで白身魚(しろみざかな)をにこむ、魚介(ぎょかい)のうまみが、ぎゅっとつまったイタリア料理です。
今回は、給食用に試行錯誤(しこうさくご)をして、「天塩の天日にがり」を使うことでコクをひきだしています。
「にがり」とは、海水をにつめて塩をつくるときに残る、とうめいのえき体のことで、日本では昔から「とうふ」を固めるものとして使われてきました。
「にがり」の主成分(しゅせいぶん)はマグネシウムで、食材(しょくざい)のうまみやあまみをひきたててくれる役割(やくわり)もあります。
ちなみにマグネシウムは、現代人(げんだいじん)に不足(ふそく)がちなミネラルでもあります。
渋谷ワンダフル給食のアクアパッツアは、天然(てんねん)の真鯛のうまみを「にがり」でじゅうぶんにひきだしながら、ミネラルもとれる一品(いっぴん)にしています。
ぜひ、海の香りを感じてください。