【取材レポート】渋谷ワンダフル給食「チャプチェとプルコギ」

今年度、第四弾となるワンダフル給食プロジェクトのメニューは、「チャプチェとプルコギ」です。
チャプチェもプルコギも、韓国では馴染み深い家庭料理です。
今回のワンダフル給食では、和牛モモ肉を使って贅沢な味わいに仕上げます。
11月某日、給食提供風景を取材するため「渋谷本町学園」におじゃましました!
「チャプチェ」ができるまで

まずはじめに、春雨をゆでて、水にさらしておきます。

鍋にごま油をひいて、

にんにくを加えます。

そこに和牛モモ肉を入れて、

炒めます。

肉の色が変わったら、玉ねぎ、たけのこ、しいたけを順番に加えて炒めていきます。



調味料を入れて、

下茹でしておいた、にんじんを加えます。

はじめに用意していた春雨も加えて、

力強く混ぜます!


最後に、ニラと胡麻も加え、

二人掛かりで全体がなじむまで混ぜ合わせたら、チャプチェの完成です!
「プルコギ」ができるまで

和牛モモ肉に、合わせ調味料を揉み込みます。
合わせ調味料には、隠し味に”りんご”が入っています!

肉に味が染み込んだら、さっと炒めてプルコギの完成です!
渋谷ワンダフル給食のできあがり!

鮮やかな赤色のミックスベリーゼリーを添えて、ワンダフル給食の出来上がりです!

甘辛いタレが染み込んだチャプチェは、ご飯がすすむ逸品。

和牛を使ったプルコギは、肉のうま味が口いっぱいに広がります。
子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちの配膳が始まりました。

配膳の合間に、関口シェフに、熱心に質問する姿も。

大盛りのプルコギをいただきます!

チャプチェの味も、気に入ってくれたみたいです!

たくさん食べてくれてありがとう!

次回のワンダフル給食もどうぞお楽しみに!
関口 智幸 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理主席教授)
今回のワンダフル給食は、韓国料理のチャプチェとプルコギです。
どちらも、韓国で大変愛されている家庭料理です。
チャプチェは、柔らかくした春雨が、肉や野菜のエキスをたっぷり吸った美味しい料理です。
韓国の伝統的な家庭料理ですが、色とりどりの野菜が見た目にも華やかで、お祝いの席でもよく食べられるそうです。
野菜たっぷりのチャプチェを、国産牛を使ったプルコギと一緒に盛り合わせました。
プルコギとは、プルは火、コギは肉を意味しています。直訳すると火で焼いた肉を表していて、日本のすき焼きに近いイメージです。
プルコギのタレは、韓国では一般的に「梨」を使用します。
今回は、作りやすいように「リンゴ」を使ってアレンジしました。
甘辛さの中にフルーティさを感じる風味豊かなタレを、柔らかい牛肉に揉みこんで焼きます。
チャプチェもプルコギも、しっかりした味付けがご飯によく合う料理です。
それぞれとても美味しいのですが、ご飯と一緒に二品とも混ぜて食べるのも、味に深みとうま味が一層増して美味しいですよ!