【取材レポート】渋谷ワンダフル給食「ラタトゥイユ」
今年度のワンダフル給食プロジェクト第一弾のメニューは、南仏プロヴァンス地方の家庭料理「ラタトゥイユ」です。
夏休み目前の7月某日、給食提供風景を取材するため、「渋谷区立富谷小学校」におじゃましました。
今回のワンダフル給食は、オリンピック応援メニューでもあります!
数週間後に始まるパリオリンピックにむけて、富谷小学校の校内にも、オリンピックに関する掲示が貼り出されていました。
今日のメインディッシュは、夏野菜を炒め、トマトを加えて煮込んだラタトゥイユ、パセリを加えたパン粉で揚げた魚フライです。
魚フライには、レモン風味の爽やかなソースを添えます。
「ラタトゥイユ」ができるまで
「魚フライ」ができるまで
「ピラフ」ができるまで
渋谷ワンダフル給食のできあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
教室に入る前から、子どもたちはシェフに興味津々。シェフを囲んで、次々と質問を投げかけてくれました。
「普段はどんな料理を作っているんですか!?」
「普段は西洋料理の先生として、色々な料理を作っているよ」
今日の給食はシェフも一緒に調理したことを知ると、
「いつもは野菜が苦手だけど、今日はがんばってたくさん食べる!」と言ってくれた子も!
魚フライに添えるソースの盛り付けにとまどう子どもたち。先生と見本の写真を確認しながら、上手に盛り付けてくれました。
小高勇介先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理教授)
7月のワンダフル給食は、7月26日からフランス・パリで開催される夏季オリンピックにあわせたフランス料理です。
ラタトゥイユは南フランス・プロヴァンス地方ニースの郷土料理。
野菜をオリーブオイルでじっくりといため、トマトを加えて煮込んだ家庭料理です。
ラタトゥイユには、ナス、ズッキーニ、パプリカ、トマトなど、夏野菜がたっぷり!
夏野菜は、水分やカリウム、様々なビタミンを含み、暑さから体を守ってくれます。
フランス料理はソースが命といわれています。
パセリをまぜたパン粉でフライにしたお魚には、レモン風味のさわやかなソースを添えました。
フランスを感じるメニューを楽しんで、日本代表選手はもちろん、世界中からあつまった一流選手たちの真剣勝負を熱く応援しましょう!