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【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第三十三弾「ちらしずし」

「ちらしずし」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)を取材(しゅざい)するため、常磐松小学校(しぶやくりつときわまつしょうがっこう)へ足(あし)を運(はこ)びました!

今回(こんかい)の給食メニューは「ちらしずし」。たっぷりの野菜(やさい)と鮭(さけ)がはいった、とても豪華(ごうか)なちらしずしに仕上げました!今年度最後(こんねんどさいご)のワンダフル給食を、みんな、楽(たの)しんでくれるかな?

「ちらしずし」 ができるまで

調味料(ちょうみりょう)に漬(つ)けた鮭をスチームコンベクションオーブンで蒸(む)します
蒸し上(あ)がった鮭の皮(かわ)を、ていねいに取(と)りのぞいて、
フォークで食(た)べやすい大(おお)きさにほぐしていきます
つづいて、一口大(ひとくちだい)に切(き)った野菜を煮(に)ていきます
まずは、かんぴょう!
つぎに、ささがきした、ごぼう
ジューシーな油揚(あぶらあ)げ
そして、水(みず)で戻(もど)したひじき
さいごに、千切(せんぎ)りにしたにんじんを加(くわ)えてコトコト煮ていきます
具材(ぐざい)の準備(じゅんび)ができたら、すし飯(めし)をつくります
かために炊(た)いたごはんとすし酢(ず)と混(ま)ぜあわせていきます
そこに、ほぐした鮭と
甘辛(あまから)く炊いた野菜も混ぜこんでいきます
混ぜたごはんをバットにいれたら、きざんだ海苔(のり)をふりかけて
甘酢(あまず)に漬けたレンコンと
さっと茹(ゆ)でたきゅうりものせたら「ちらしずし」の完成(かんせい)です!

「沢煮椀(さわにわん)」ができるまで

まずは味(あじ)のベースになるかつお出汁(だし)をとります
出汁を煮たたせたら、細かくきざんだ豚肉(ぶたにく)を加えて、
千切りにしたにんじんを投入!
さらに、しいたけと
千切りしたねぎも加えます
さいごに、味を調(ととの)えて、
みつばを加えたら、「沢煮椀」の完成です!

「大学芋(だいがくいも)」ができるまで

黒(くろ)ごまはフライパンで炒るところから
ごまのいい香(かお)りがしてきました!
乱切(らんぎ)りしたさつまいもを高温(こうおん)の油で揚げていきます
カリッと揚がりました!
砂糖(さとう)としょうゆでつくった特製(とくせい)の蜜(みつ)をかけて
黒ごまも入れたら、
「大学芋」の完成です!

渋谷ワンダフル給食のできあがり!

彩(いろど)り鮮(あざ)やかで、とってもおいしそう!
「ちらしずし」は野菜たっぷりで、鮭もたくさんはいっています
「沢煮椀」はお肉も入っていてボリュームがあります
手作りの「大学芋」はカリッ甘(あま)くて大人気(だいにんき)の一品(ひとしな)です

子どもたちが待つ、教室(きょうしつ)へ

子どもたちによる配膳(はいぜん)がはじまりました!
いただきます!
具だくさんの「ちらしずし」をみんなは気(き)に入ってくれたかな?
残(のこ)さず食べてくれてありがとう!

平塚 未来 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理教授)

今回の渋谷ワンダフル給食「ちらしずし」は、「鮭」が入っています!

鮭は身(み)の色(いろ)が赤(あか)く見(み)えるため、赤身の魚(さかな)と思(おも)われがちですが、白身(しろみ)の魚に分類(ぶんるい)されています。 鮭の身が赤く見えるのは、アスタキサンチンがふくまれているためです。(エビやカニにもふくまれます!)

魚は、その筋肉(きんにく)中(ちゅう)のミオグロビンというものの量(りょう)により「赤身」「白身」にわかれます。 赤身の魚はマグロ、カツオ、サバなどの回遊魚(かいゆうぎょ)に多く、こってりとしたうま味のあるのが特徴(とくちょう)で、白身の魚は、カレイ、ヒラメ、タイなどで、あっさりとした淡泊(たんぱく)な味です。

鮭がおいしく食べられる「ちらしずし」をおたのしみに!

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