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【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第三十一弾「治部煮(じぶに)」

「治部煮(じぶに)」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)の取材(しゅざい)に、渋谷区立西原小学校(しぶやくりつにしはらしょうがっこう)へ来(き)ました!

今回(こんかい)の給食メニューは石川県(いしかわけん)などで食(た)べられている煮物(にもの)、「治部煮」。
鶏肉(とりにく)やすだれ麩(ふ)、季節(きせつ)の野菜(やさい)などを煮た料理(りょうり)です。寒(さむ)い季節(きせつ)にぴったりの「治部煮」を、みんな、気(き)に入(い)ってくれるかな?

「治部煮丼」 ができるまで

片栗粉(かたくりこ)をまぶした鶏肉を煮汁(にじる)に入れて、
ゆっくりとかき混(ま)ぜながら、鶏肉に火(ひ)を入れていきます
火の通(とお)りにくい野菜はコンベクションオーブンであらかじめ蒸(む)しておいて・・
鍋(なべ)に投入(とうにゅう)!
これ、なんだかわかりますか?
「すだれ麩」という金沢特産(かなざわとくさん)のお麩なんですよ
すだれ麩も加(くわ)えたら
コトコトと煮ていきます
蒸(む)したかぼちゃや
青菜(あおな)も加えて、
ひと煮立ちさせて、「治部煮」の完成(かんせい)です!

「炒(い)り豆腐(どうふ)」ができるまで

まずは油(あぶら)をひいた鍋(なべ)で、鶏ひき肉を炒(いた)めます
鶏肉に火が通ったら、細切(ほそぎ)りしたにんじんを加えて・・
さらに、たけのこやもどした干(ほ)し椎茸(しいたけ)を加えて、炒めていきます
全体(ぜんたい)がしんなりしてきたら、木綿豆腐(もめんどうふ)を加えて、
味(あじ)を調(ととの)えます
最後(さいご)に、水(みず)でもどしたひじきと
溶(と)き卵(たまご)を回(まわ)し入れます
火が通ったら「炒り豆腐」の完成です

「ゆずゼリー」

デザートはナタデココ入りの「ゆずゼリー」!
プルプルした食感(しょっかん)がおいしそう!

渋谷ワンダフル給食のできあがり!

丼(どんぶり)スタイルで、ごはんが進(すす)みそう!
野菜たっぷりの治部煮がのったごはん、彩(いろど)りもきれいです
炒り豆腐も具沢山(ぐだくさん)で栄養満点(えいようまんてん)!

子どもたちが待つ、教室(きょうしつ)へ

子どもたちによる配膳(はいぜん)がはじまりました!
いただきます!
先生(せんせい)もおいしそうに食べてくれています!
石川県名物(めいぶつ)の「治部煮」をみんなは気に入ってくれたかな?
残(のこ)さず食べてくれてありがとう!

西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)

冬至(とうじ)は1年(ねん)の間(あいだ)で昼(ひる)がいちばん短(みじか)く、夜(よる)が長(なが)くなる日(ひ)です。そこで、冬至を「太陽(たいよう)が生(う)まれ変(か)わる日」ととらえ、古(ふる)くから世界中(せかいじゅう)で冬至の祝祭(しゅくさい)が盛大(せいだい)に行(おこな)われていました。

冬至では、「ん」のつくものを食(た)べると運気(うんき)が上(あ)がるといわれています。今日(きょう)は、かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじんを入(い)れた治部(じぶ)煮(に)をごはんにかけて治部煮の丼(どん)にしました。治部煮は、石川県(いしかわけん)を代表(だいひょう)する郷土(きょうど)料理(りょうり)で金沢(かなざわ)名産(めいさん)の『すだれ麩(ふ)』が入(はい)っています。

今年(ことし)の冬至は、12月(がつ)22日(にち)です。 心(こころ)も体(からだ)も温(あたた)め、免疫力(めんえきりょく)・運気を上げて、寒(さむ)い冬(ふゆ)を乗(の)り切(き)りましょう。

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