【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第三十一弾「治部煮(じぶに)」
「治部煮(じぶに)」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)の取材(しゅざい)に、渋谷区立西原小学校(しぶやくりつにしはらしょうがっこう)へ来(き)ました!
今回(こんかい)の給食メニューは石川県(いしかわけん)などで食(た)べられている煮物(にもの)、「治部煮」。
鶏肉(とりにく)やすだれ麩(ふ)、季節(きせつ)の野菜(やさい)などを煮た料理(りょうり)です。寒(さむ)い季節(きせつ)にぴったりの「治部煮」を、みんな、気(き)に入(い)ってくれるかな?
「治部煮丼」 ができるまで
「炒(い)り豆腐(どうふ)」ができるまで
「ゆずゼリー」
渋谷ワンダフル給食のできあがり!
子どもたちが待つ、教室(きょうしつ)へ
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
冬至(とうじ)は1年(ねん)の間(あいだ)で昼(ひる)がいちばん短(みじか)く、夜(よる)が長(なが)くなる日(ひ)です。そこで、冬至を「太陽(たいよう)が生(う)まれ変(か)わる日」ととらえ、古(ふる)くから世界中(せかいじゅう)で冬至の祝祭(しゅくさい)が盛大(せいだい)に行(おこな)われていました。
冬至では、「ん」のつくものを食(た)べると運気(うんき)が上(あ)がるといわれています。今日(きょう)は、かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじんを入(い)れた治部(じぶ)煮(に)をごはんにかけて治部煮の丼(どん)にしました。治部煮は、石川県(いしかわけん)を代表(だいひょう)する郷土(きょうど)料理(りょうり)で金沢(かなざわ)名産(めいさん)の『すだれ麩(ふ)』が入(はい)っています。
今年(ことし)の冬至は、12月(がつ)22日(にち)です。 心(こころ)も体(からだ)も温(あたた)め、免疫力(めんえきりょく)・運気を上げて、寒(さむ)い冬(ふゆ)を乗(の)り切(き)りましょう。