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【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第三十弾「きりたんぽなべ」

「きりたんぽなべ」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)の取材(しゅざい)に、渋谷区立松濤中学校(しぶやくりつしょうとうちゅうがっこう)へ来(き)ました!

今回(こんかい)の給食メニューは「きりたんぽ」。
今年(ことし)は渋谷区で有名(ゆうめい)なハチ公(こう)の生誕(せいたん)100周年(しゅうねん)の年(とし)です。これを記念(きねん)し、ハチ公の故郷秋田県(こきょうあきたけん)の郷土料理(きょうどりょうり)を提供(ていきょう)することになりました。
きりたんぽとは、炊(た)き上(あ)げたお米(こめ)を串(くし)ににぎりつけた秋田県の特産品(とくさんひん)です。そのきりたんぽと旬の野菜をたっぷり使った鍋は、寒い時期にぴったりですね。
みんな、気(き)に入(い)ってくれるかな?

「きりたんぽなべ」 ができるまで

今回使用(しよう)する「きりたんぽ」は本場(ほんば)秋田県大館市産(おおだてしさん)のものです!
きりたんぽは食(た)べやすい大(おお)きさに切(き)って揚(あ)げます
揚げることで、鍋に入れてもカリっとした香(こお)ばしい食感(しょっかん)が残(のこ)っておいしいんですよ
かるく色(いろ)がついたら油(あぶら)から上(あ)げます
きりたんぽ鍋のスープを作(つく)っていきます
お肉(にく)やごぼうを入(い)れて、
にんじんを加(くわ)え
大根(だいこん)も加えていきます
具材がやわらかくなったら、調味料を加えて、混(ま)ぜながら煮込(にこ)んでいきます
さいごに、たっぷりのせりを入れて、「きりたんぽなべ」の完成(かんせい)です!

「ほうれん草と菊花のおひたし」ができるまで

ほうれん草(そう)と菊(きく)の花(はな)を使(つか)ったおひたしを作っていきます
調味料(ちょうみりょう)を加えます
たくさんのしめじも入っています
よく混ぜたら「ほうれん草と菊花のおひたし」の完成です!

「抹茶とチョコの蒸しパン」ができるまで

デザートの「抹茶とチョコの蒸しパン」を作っていきます
生地(きじ)をアルミカップに入れて
ホワイトチョコレートをトッピング!
スチームコンベクションオーブンで蒸していきます
ふかふかに蒸しあがったら完成です!

渋谷ワンダフル給食のできあがり!

彩(いろど)り鮮(あざ)やかでおいしそう!
野菜(やさい)たっぷり、きりたんぽも入ってボリュームがあります
おひたしもさっぱりしていて口直(くちなお)しにぴったりです

子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちによる配膳(はいぜん)がはじまりました!
いただきます!
おいしそうに食べてくれています
秋田名物の「きりたんぽなべ」をみんなは気に入ってくれたかな?
みんな、残(のこ)さず食べてくれてありがとう!

西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)

今年は渋谷区でとても有名なハチ公生誕100周年の記念の年です。

これを記念し、11月(がつ)のワンダフル給食はハチ公の故郷、秋田県の郷土料理が登場(とうじょう)します。

秋田県といえば、きりたんぽ鍋が有名です。きりたんぽは炊きあげたお米を串ににぎりつけた秋田県の特産品です。

「きりたんぽ」の名前(なまえ)の由来(ゆらい)ですが、「たんぽ」は槍(やり)の刃(は)の部分(ぶぶん)につけるカバーのことをいい、串にお米を巻(ま)きつけた様子(ようす)がこの「たんぽ」に似ていたこと、鍋に入れるときに、このたんぽを食(た)べやすい大(おお)きさに切(き)ったことから「きりたんぽ」と呼(よ)ばれるようになりました。
※諸説(しょせつ)あります

今回は、とりがらと昆布(こんぶ)でだしをとり、野菜のうまみをくわえて、ほっとするあじにしあげました。 米どころ秋田の名物(めいぶつ)、めしあがれ。
※今回使用したきりたんぽは「ハチの故郷」秋田県大館市産のものです。

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