【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第三十弾「きりたんぽなべ」
「きりたんぽなべ」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)の取材(しゅざい)に、渋谷区立松濤中学校(しぶやくりつしょうとうちゅうがっこう)へ来(き)ました!
今回(こんかい)の給食メニューは「きりたんぽ」。
今年(ことし)は渋谷区で有名(ゆうめい)なハチ公(こう)の生誕(せいたん)100周年(しゅうねん)の年(とし)です。これを記念(きねん)し、ハチ公の故郷秋田県(こきょうあきたけん)の郷土料理(きょうどりょうり)を提供(ていきょう)することになりました。
きりたんぽとは、炊(た)き上(あ)げたお米(こめ)を串(くし)ににぎりつけた秋田県の特産品(とくさんひん)です。そのきりたんぽと旬の野菜をたっぷり使った鍋は、寒い時期にぴったりですね。
みんな、気(き)に入(い)ってくれるかな?
「きりたんぽなべ」 ができるまで
「ほうれん草と菊花のおひたし」ができるまで
「抹茶とチョコの蒸しパン」ができるまで
渋谷ワンダフル給食のできあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
今年は渋谷区でとても有名なハチ公生誕100周年の記念の年です。
これを記念し、11月(がつ)のワンダフル給食はハチ公の故郷、秋田県の郷土料理が登場(とうじょう)します。
秋田県といえば、きりたんぽ鍋が有名です。きりたんぽは炊きあげたお米を串ににぎりつけた秋田県の特産品です。
「きりたんぽ」の名前(なまえ)の由来(ゆらい)ですが、「たんぽ」は槍(やり)の刃(は)の部分(ぶぶん)につけるカバーのことをいい、串にお米を巻(ま)きつけた様子(ようす)がこの「たんぽ」に似ていたこと、鍋に入れるときに、このたんぽを食(た)べやすい大(おお)きさに切(き)ったことから「きりたんぽ」と呼(よ)ばれるようになりました。
※諸説(しょせつ)あります
今回は、とりがらと昆布(こんぶ)でだしをとり、野菜のうまみをくわえて、ほっとするあじにしあげました。 米どころ秋田の名物(めいぶつ)、めしあがれ。
※今回使用したきりたんぽは「ハチの故郷」秋田県大館市産のものです。