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【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第二十七弾「ロモ・サルタード」

「ロモ・サルタード」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)の取材(しゅざい)に、渋谷区立広尾小学校(しぶやくりつひろおしょうがっこう)へ来ました!

今回(こんかい)の給食メニューは「ロモ・サルタード」というペルーの国民食(こくみんしょく)で、現地(げんち)では有名(ゆうめい)な料理(りょうり)です。
この料理は、1800年頃(ねんごろ)に中国(ちゅうごく)からペルーに移住(いじゅう)した人々(ひとびと)が、もともとあった牛肉(ぎゅうにく)料理をしょうゆベースの味付(あじ)けにアレンジしたことで誕生(たんじょう)した、南米とアジアの融合(ゆうごう)料理なんですよ。

給食当日は、ペルー大使館(たいしかん)の方々(かたがた)をお招(まね)きした民族舞踊(みんぞくぶよう)や楽器演奏等(がっきえんそうなど)の体験(たいけん)を通(とお)して、文化(ぶんか)体験するレクレーションもおこなわれていました。ペルーへの理解(りかい)がより一層深(いっそうふか)まり、良(よ)い体験になりましたね!

「ロモ・サルタード」 ができるまで

一口大(ひとくちだい)に切(き)った紫玉(むらさきたま)ねぎと黄(き)パプリカをスチームオーブンで蒸(む)し焼(や)きにしておきます
今回、使用(しよう)したお肉は国産(こくさん)の牛肉(ぎゅうにく)!適度(てきど)に脂(あぶら)がのっていておいしそう!
牛肉が色(いろ)づくまでしっかりと炒(いた)めて・・
しょうゆベースの調味料(ちょうみりょう)を加(くわ)えます
そこに角切(かくぎ)りにしたトマトや紫玉ねぎ、パプリカを入(い)れて
宙(ちゅう)を舞(ま)うように【現地(げんち)の言葉(ことば)で「宙を舞う=サルタード」】炒めていきます!
最後(さいご)にネギやパセリを加えて炒め合(あ)わせたら「ロモ・サルタード」の完成(かんせい)です!
ロモ・サルタードの付(つ)け合わせには、フライドポテトが定番(ていばん)!ということで、拍子木切(ひょうしぎ)りにしたじゃがいもを、
素揚(すあ)げにしていきます
カラッと揚がりました!!

「キヌアのサラダ」ができるまで

もう一品(いっぴん)、ペルー原産(げんさん)の「キヌア」という穀物(こくもつ)を使(つか)ったサラダをつくっていきます
あらかじめ火(ひ)を通したキヌアや玉ねぎ、にんじんに、
コーンとグリーンピース
ツナも加えていきます
調味料を入れて全体が混(ま)ざったら「キヌアのサラダ」の完成です!

渋谷ワンダフル給食のできあがり!

彩(いろど)り鮮(あざ)やかでとってもおいしそう!
しょうゆベースの味付けでごはんとの相性(あいしょう)も抜群(ばつぐん)!
付け合わせのフライドポテトも食欲(しょくよく)をそそりますね

子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちによる配膳(はいぜん)がはじまりました!
ペルー大使(たいし)※写真右 も子供たちと一緒(いっしょ)に給食タイム
本場(ほんば)の味が給食で再現(さいげん)されていて、とてもご満悦(まんえつ)な様子(ようす)
しょうゆをベースに少(すこ)し酸味(さんみ)の効(き)いた味付けでごはんがすすみます
広尾小学校の校長先生も今回のワンダフル給食に太鼓判(たいこばん)を押(お)してくれました!
みんな、残(のこ)さず食べてくれてありがとう!

小高 勇介 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理教授)

「ロモ・サルタード」とは、南米ペルーの「国民食」ともいわれる、現地では有名な料理です。 ロモは「牛肉」、サルタードは「宙を舞うように炒める」という意味(いみ)があります。

1800年中頃に中国からペルーに移住した人々が、もともとあった牛肉料理に醬油や酢を加えアレンジしたことがきっかけで誕生した、南米とアジアの融合料理です。

ごはんとフライドポテトと一緒に、めしあがってください。

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