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【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 「鶏のトマトクリーム煮」

「鶏(とり)のトマトクリーム煮(に)」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)を取材(しゅざい)するため、渋谷区立上原中学校(しぶやくりつうえはらちゅうがっこう)へ足(あし)を運(はこ)びました!

今回(こんかい)は、これまでのワンダフル給食でも1,2の人気を争う「鶏のトマトクリーム煮」です。本場(ほんば)フランスでも家庭(かてい)で子(こ)どもからお年寄(としよ)りまで、みんなに愛(あい)されているメニューなんです。

フランス流(りゅう)の煮込(にこ)み方(かた)は、じっくりと時間(じかん)をかけずに軽(かる)く煮るのが特徴(とくちょう)で、お肉(にく)を先(さき)に焼(や)いてから煮ることで、調理時間(ちょうりじかん)が短(みじか)くなり、お肉のジューシーさを引(ひ)き出(だ)すことができるんですよ。

ソースもみんなに喜(よろこ)んでもらえるように、トマトと生(なま)クリームを組(く)み合(あ)わせて、濃厚(のうこう)な味付(あじつ)けにしています!みんなたくさん食(た)べてくれるかな?

「鶏のトマトクリーム煮」 ができるまで

鶏がらをにんじんや玉(たま)ねぎ、セロリなどの野菜(やさい)と一緒(いっしょ)にコトコト煮込みます
うまみのもとになる、鶏がらスープができました!
鶏肉を炒(いた)めていきます
飴色(あめいろ)にソテーした玉ねぎを加(くわ)えて、
さらに炒めていきます
鶏がらスープを加えて
トマトピューレや調味料(ちょうみりょう)を加えて、煮込んでいきます
生クリームを加えてとろみがつくまで煮込んだら、完成(かんせい)!

「ほうれん草(そう)のバターライス」ができるまで

炊(た)いたごはんに、ほうれん草を混(ま)ぜあわせていきます
ほうれん草は事前(じぜん)に茹(ゆ)でてバターで炒めたものです
全体(ぜんたい)に混ざったら完成です!

「コーンサラダ」ができるまで

キャベツときゅうりに調味料を加えます
さらに、にんじんとコーンをいれて
調味料と混ぜあわせたら完成です!

渋谷ワンダフル給食、できあがり!

栄養(えいよう)バランスがよく、見(み)た目(め)も華(はな)やかな給食に仕上(しあ)がりました!
時間をかけて炒めたたまねぎが、奥深(おくぶか)い味わいになっていて
バターライスとの相性(あいしょう)もばっちりです!
さっぱりしたコーンサラダが付(つ)け合(あ)わせにぴったり!

子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちの配膳(はいぜん)がはじまりました!
コクのあるトマトクリーム煮とバターが香(かお)るほうれん草ライスの相性抜群(ばつぐん)!「おいしい!」とみんな大満足(だいまんぞく)!
みんな、残(のこ)さず食べてくれてありがとう!

関口 智幸 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理主席教授)

今回のワンダフル給食は、フランス家庭料理(かていりょうり)の定番(ていばん)「鶏(とり)のトマトクリーム煮(に)」です!

ゴージャスなイメージがあるフランス料理(りょうり)ですが、フランスの家庭(かてい)で親(した)しまれている料理(りょうり)のほとんどは、シンプルで手軽(てがる)につくれるものばかり。特(とく)に、お肉(にく)やお魚(さかな)を使(つか)った煮込(こに)み料理(りょうり)は、フランス家庭料理(かていりょうり)の定番(ていばん)です。

じっくりコトコト煮込(にこ)む日本(にほん)と比(くら)べて、かるーく煮込(にこ)むのがフランス流(りゅう)。先(さき)に肉(にく)や魚(さかな)を焼(や)いてから煮(に)ることで、調理時間(ちょうりじかん)を短(みじか)く、ふんわりジューシーに仕上(しあ)げることができるんですよ。

今回のソースは、完熟(かんじゅく)トマトと生(なま)クリームを使(つか)ったトマトクリーム仕立(じた)て。

甘酸(あまず)っぱくて濃厚(のうこう)なソースは、どこか懐(なつ)かしくて、日本(にほん)の子(こ)どもたちにも喜(よろこ)んでもらえる味(あじ)つけです。

フランスのおかあさんの味(あじ)を、気(き)に入(い)ってもらえるとうれしいです。

bon appétit !(ボナペティ!)

※フランス語(ご)で「さあ、めしあがれ」という意味(いみ)です

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