【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第二十一弾「豚肉(ぶたにく)と春雨(はるさめ)のオイスター風味(ふうみ)」
今回(こんかい)は、渋谷(しぶや)ワンダフル給食(きゅうしょく) 第二十一弾(だいにじゅういちだん)!
「豚肉(ぶたにく)と春雨(はるさめ)のオイスター風味(ふうみ)」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)を取材(しゅざい)するため、
渋谷区立笹塚中学校(しぶやくりつささづかちゅうがっこう)へ足(あし)を運(はこ)びました!
秋(あき)は「実(みの)りの秋」と言(い)われ、美味(おい)しい野菜(やさい)やきのこが豊富(ほうふ)な季節(きせつ)です。秋の食材(しょくざい)をたっぷり使(つか)った今回のメニュー。美味しくたくさん食(た)べてくれたかな?
「豚肉と春雨のオイスター風味」 ができるまで
「豆乳(とうにゅう)たんたんスープ」ができるまで
渋谷ワンダフル給食、できあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
白木 悦樹 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 中国料理教授)
今月のワンダフル給食は、中華料理(ちゅうかりょうり)の「豚肉と春雨のオイスター風味」と「担々スープ」。
「豚肉と春雨のオイスター風味」は、秋の食材の旨味(うまみ)を春雨にたっぷり吸いこませた炒(いた)め物です。
春雨は約(やく)1000年(ねん)も前(まえ)に中国(ちゅうごく)で生(う)まれた食(た)べもので、日本(にほん)には鎌倉時代(かまくらじだい)に伝(つた)わったといわれています。とても長い間人々(ひとびと)に親(した)しまれているのは、どんな食材とも相性(あいしょう)がよいことも理由(りゆう)の一(ひと)つ。今(いま)では、麻婆春雨(まーぼーはるさめ)、サラダやスープとさまざま料理に使われています。
この春雨は栄養価(えいようか)も豊富で、原料(げんりょう)である緑豆(りょくとう)には身体(からだ)の中のいらない水分(すいぶん)を外(そと)に出(だ)してくれる働(はたら)きがあるんですよ。
もう一品(いっぴん)は「タンタンスープ」。担々麺(たんたんめん)のスープを元(もと)に豆乳(とうにゅう)を加(くわ)えたまろやかなスープです。
辛(から)さが特徴の中国の味噌(みそ)、豆板醬(とうばんじゃん)で豚肉を炒め、まろやかさの中にほんのりピリ辛が効(き)いたスープに仕上(しあ)げました。
食欲の秋、美味しくたくさん食べて心(こころ)もからだも元気(げんき)に過(す)ごしましょう!