【取材レポート】渋谷ワンダフル給食 第二十弾「銀鱈(ぎんだら)の南蛮(なんばん)漬(づ)け」
今回(こんかい)は、渋谷(しぶや)ワンダフル給食(きゅうしょく) 第二十弾(だいにじゅうだん)!
「銀鱈(ぎんだら)の南蛮(なんばん)漬(づ)け」の給食提供風景(きゅうしょくていきょうふうけい)を取材(しゅざい)するため、
渋谷区立常磐松小学校(しぶやくりつときわまつしょうがっこう)へ足(あし)を運(はこ)びました!
重陽(ちょうよう)の節句(せっく)にちなんだ、色鮮(いろあざ)やかな菊(きく)の花(はな)びらをつかった今回のメニュー。目(め)でも舌(した)でも秋(あき)を感(かん)じて楽(たの)しんでくれたかな?
「銀鱈の南蛮漬け」
「豆腐(とうふ)となめこの味噌汁(みそしる)」ができるまで
「栗(くり)ご飯(はん)」ができるまで
渋谷ワンダフル給食、できあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
今回のワンダフル給食は、古(ふる)くから日本(にほん)で大切(たいせつ)にされてきた節供にちなんだ食材をつかっています。節供とは、季節の節目(ふしめ)を祝(いわ)う行事(ぎょうじ)の日(ひ)のことで1年(ねん)に5回(かい)あり、みなさんにも馴染(なじ)みのある、ひな祭(まつ)りや子どもの日なども節供に関連した行事なんですよ!
そして9月9日は、重陽の節供。五節供(ごせっく)の最後(さいご)のしめくくりで、めでたい日とされてきました。
重陽の節句は、菊の花が咲(さ)く時期(じき)であることから、菊の花を飾(かざ)ったり、菊の花びらを浮(う)かべたお酒(さけ)をのんで、不老長寿(ふろうちょうじゅ)を願(ねが)う行事です。
今回のメニューは、黄色い食用菊(しょくようぎく)を入れた、野菜たっぷり銀鱈の南蛮漬けです。 食感を楽しめるよう、大きめに切(き)りサッと火を通(とお)した野菜とフワフワな銀鱈の身をさわやかな甘酸っぱいお出汁と一緒に味(あじ)わってみてください。
よく噛(か)んで食べると野菜の味わいをより感じていただけますよ。 菊の花を食べて、みんな病気(びょうき)や怪我(けが)がないように、元気(げんき)に過(す)ごしましょう!
ぜひ、楽しみにしていてください!
【五節供】
人日(じんじつ)・七草(ななくさ)の節供 1月7日
上巳(じょうし)・桃(もも)の節供 3月3日
端午(たんご)・菖蒲(しょうぶ)の節供 5月5日
七夕(しちせき)・笹(ささ)の節供 7月7日
重陽・菊の節供 9月9日