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渋谷ワンダフル給食 第十六弾!「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」

「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」の給食提供風景を取材するため、渋谷区立松濤中学校へと足を運びました!

今月のメニューは、卒業・進級を目の前に控えた、おめでたい時期にぴったりの「桜鯛(さくらだい)」をふんだんに使いました!

また、今回のメニューが今年度最後のワンダフル給食になります。1年間、みんな、たくさん食べてくれてありがとう!

2022年4月からも、パワーアップしたワンダフル給食をお楽しみに!

「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」ができるまで

まずは「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」から
野菜や油揚げを食べやすい大きさに切って、
お湯の中へ投入!
せん切りしたしょうがも、たっぷり入ります
しょうゆやみりんなど、ご飯に合う甘辛い味付けで煮込んでいきます
水分が少なくなるまでぐつぐつと・・
メインの鯛は贅沢(ぜいたく)に大きめにカット!
生姜の香りが、アクセントに
ザルにあげて、煮汁を切って、
ごはんに具材を混ぜたら
「桜鯛のまぜごはん」の完成!

「筑前煮(ちくぜんに)」

次に野菜たっぷりの「筑前煮」を作っていきます
まずは、たくさんの野菜を食べやすい大きさにカットするところから
調理員さんの手際の早いこと
リズミカルな包丁の音が食欲をそそります
さやえんどうは、ヘタと筋をとります
野菜が切り終わったら、
下味をつけたとり肉を炒めていきます
とり肉が色付いてきたら・・
ほかの具材も鍋にいれて、さらに炒めていきます
全体に火が通ったら、お出汁と調味料を入れて・・
ぐつぐつと煮込んでいきます
さいごにボイルしたさやえんどうを入れて、
「筑前煮」の完成!

「鯛風味赤だし味噌汁」

さいごに、「鯛風味赤だし味噌汁」づくりを見ていきましょう!
かつおとこんぶでとったお出しの中に、
オーブンでこんがり焼いた鯛の骨を入れて、旨味をプラス!
十分に出汁がとれたら・・赤味噌を溶き入れて
具材を入れたら完成です!

渋谷ワンダフル給食、できあがり!

甘辛く炊いた具材がごはんと混ざって、美味しい!
デザートにいちご寒天も添えて、
見た目も春らしいメニューに仕上がりました!

子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちの配膳がはじまりました!
さあ、みんなで「いただきます!」
みんな、たくさん食べてくれてありがとう!
来月からは新学期
また気持ちを新たに勉強や部活動に励んでくださいね!

西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)

今回のワンダフル給食(きゅうしょく)は、おめでたい席(せき)でよく食(た)べられる「鯛(たい)」を使(つか)ったメニューです。

なぜ、鯛(たい)がお祝(いわ)いの席(せき)でよく食(た)べられているか知(し)っていますか?

色々(いろいろ)な説(せつ)がありますが、「めでたい」という言葉(ことば)の語呂(ごろ)がいいこと、鯛(たい)の姿形(すがたかたち)が立派(りっぱ)なこと、色(いろ)が紅白(こうはく)であることなど、とても縁起(えんぎ)がよい魚(さかな)だからなんですよ。

また、鯛(たい)は一年中(いちねんじゅう)とれる魚(さかな)ですが、春(はる)と秋(あき)においしくなることから、春(はる)の鯛(たい)を「桜鯛(さくらだい)」、秋(あき)の鯛(たい)は「紅葉鯛(もみじだい)」と呼(よ)ばれています。

今回(こんかい)のワンダフル給食(きゅうしょく)では、春(はる)の桜鯛(さくらだい)の中でも食感(しょっかん)・色(いろ)・味(あじ)わい・香(かお)りがとても素晴(すば)らしいと評判(ひょうばん)の愛媛県(えひめけん)産(さん)「美鮮鯛(びせんだい)」をつかっていますので、楽(たの)しみにしていてくださいね。

ふっくらと蒸(む)しあげた鯛(たい)の身(み)をごはんにまぜた鯛(たい)ごはんに、アラや骨(ほね)で出汁(だし)をとった赤味噌(あかみそ)のお味噌汁(みそしる)もつけて、あますところなく鯛(たい)を味(あじ)わってもらえます。

卒業(そつぎょう)・進級(しんきゅう)を目(め)の前(まえ)に控(ひか)えた、おめでたい時期(じき)にぴったりのメニューです!

ぜひ堪能(たんのう)してください!

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