渋谷ワンダフル給食 第十六弾!「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」
「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」の給食提供風景を取材するため、渋谷区立松濤中学校へと足を運びました!
今月のメニューは、卒業・進級を目の前に控えた、おめでたい時期にぴったりの「桜鯛(さくらだい)」をふんだんに使いました!
また、今回のメニューが今年度最後のワンダフル給食になります。1年間、みんな、たくさん食べてくれてありがとう!
2022年4月からも、パワーアップしたワンダフル給食をお楽しみに!
「桜鯛(さくらだい)のまぜごはん」ができるまで
「筑前煮(ちくぜんに)」
「鯛風味赤だし味噌汁」
渋谷ワンダフル給食、できあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
今回のワンダフル給食(きゅうしょく)は、おめでたい席(せき)でよく食(た)べられる「鯛(たい)」を使(つか)ったメニューです。
なぜ、鯛(たい)がお祝(いわ)いの席(せき)でよく食(た)べられているか知(し)っていますか?
色々(いろいろ)な説(せつ)がありますが、「めでたい」という言葉(ことば)の語呂(ごろ)がいいこと、鯛(たい)の姿形(すがたかたち)が立派(りっぱ)なこと、色(いろ)が紅白(こうはく)であることなど、とても縁起(えんぎ)がよい魚(さかな)だからなんですよ。
また、鯛(たい)は一年中(いちねんじゅう)とれる魚(さかな)ですが、春(はる)と秋(あき)においしくなることから、春(はる)の鯛(たい)を「桜鯛(さくらだい)」、秋(あき)の鯛(たい)は「紅葉鯛(もみじだい)」と呼(よ)ばれています。
今回(こんかい)のワンダフル給食(きゅうしょく)では、春(はる)の桜鯛(さくらだい)の中でも食感(しょっかん)・色(いろ)・味(あじ)わい・香(かお)りがとても素晴(すば)らしいと評判(ひょうばん)の愛媛県(えひめけん)産(さん)「美鮮鯛(びせんだい)」をつかっていますので、楽(たの)しみにしていてくださいね。
ふっくらと蒸(む)しあげた鯛(たい)の身(み)をごはんにまぜた鯛(たい)ごはんに、アラや骨(ほね)で出汁(だし)をとった赤味噌(あかみそ)のお味噌汁(みそしる)もつけて、あますところなく鯛(たい)を味(あじ)わってもらえます。
卒業(そつぎょう)・進級(しんきゅう)を目(め)の前(まえ)に控(ひか)えた、おめでたい時期(じき)にぴったりのメニューです!
ぜひ堪能(たんのう)してください!