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渋谷ワンダフル給食 第十五弾「ほうれんそうのバターライス」と「鶏肉のトマトクリーム煮」

給食提供風景を取材するため、渋谷区立神南小学校へ足を運びました!

フランスの子どもたちに大人気の鶏肉をつかった煮込み料理は、みんなも喜んで食べてくれるかな?

この日は、杉浦副区長も神南小学校へ来訪し、久々の給食を懐かしみながら、ワンダフル給食を喫食しました。

一口食べた副区長からは早速、「本格的なお店の味のよう。美味しい!」と太鼓判。本プロジェクトの成果を嚙みしめていました。

「ほうれんそうのバターライス」ができるまで

たっぷりのバターを火にかけて、
溶けたバターに、
ほうれんそうを投入!
しっかりと炒(いた)めていきます
バターの風味をまとって、とっても良い香り!
ごはんにまぜて、「ほうれんそうのバターライス」の出来上がり!

「鶏のトマトクリーム煮」ができるまで

このメニューのポイントは「炒(いた)めたまねぎ」
甘さを出すためにしっかり長時間、炒(いた)めていきます
たまねぎから十分な甘さが出たら、
鶏肉を入れて、
さらにしっかり炒(いた)めていきます
ホールトマト、トマトピューレを入れて、
ウスターソースやしょうゆなどで味を調えていきます
さいごに、クリームを加えて、味をマイルドに!
さっと煮込んだら「鶏のトマトクリーム煮」の完成です!

渋谷ワンダフル給食、できあがり!

時間をかけて炒(いた)めたたまねぎが、奥深い味わいに
バターライスとの相性もばっちりです!
色鮮やかなコーンサラダも加えて、見た目も華やかな給食に仕上がりました!

子どもたちが待つ、教室へ

子どもたちの配膳がはじまりました!
「高級な味がする!」「この味好き!」とみんな喜んでくれました
バターライスも好評で、おかわりしてたくさん食べてくれる子も
たくさん食べてくれて、みんなありがとう!

関口 智幸 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 西洋料理主席教授)

今回のワンダフル給食は、フランス家庭料理(かていりょうり)の定番(ていばん)「鶏(とり)のトマトクリーム煮(に)」です!

ゴージャスなイメージがあるフランス料理(りょうり)ですが、フランスの家庭(かてい)で親(した)しまれている料理(りょうり)のほとんどは、シンプルで手軽(てがる)につくれるものばかり。特(とく)に、お肉(にく)やお魚(さかな)を使(つか)った煮込(こに)み料理(りょうり)は、フランス家庭料理(かていりょうり)の定番(ていばん)です。

じっくりコトコト煮込(にこ)む日本(にほん)と比(くら)べて、かるーく煮込(にこ)むのがフランス流(りゅう)。先(さき)に肉(にく)や魚(さかな)を焼(や)いてから煮(に)ることで、調理時間(ちょうりじかん)を短(みじか)く、ふんわりジューシーに仕上(しあ)げることができるんですよ。

今回のソースは、完熟(かんじゅく)トマトと生(なま)クリームを使(つか)ったトマトクリーム仕立(じた)て。

甘酸(あまず)っぱくて濃厚(のうこう)なソースは、どこか懐(なつ)かしくて、日本(にほん)の子(こ)どもたちにも喜(よろこ)んでもらえる味(あじ)つけです。

フランスのおかあさんの味(あじ)を、気(き)に入(い)ってもらえるとうれしいです。

bon appétit !(ボナペティ!)

※フランス語(ご)で「さあ、めしあがれ」という意味(いみ)です

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