渋谷ワンダフル給食 第十四弾!「嬬恋(つまごい)どん」と「桜島大根とベーコンの洋風スープ」
「嬬恋(つまごい)どん」と「桜島大根とベーコンの洋風スープ」の給食提供風景を取材するため、渋谷区立幡代小学校へ足を運びました!
今日のメニューは、野菜が少し苦手な子にもたっぷり食べてもらえるように考案した「嬬恋(つまごい)どん」。そして、鹿児島県の伝統野菜である「桜島大根」をたっぷりつかった「桜島大根とベーコンの洋風スープ」です。みんなは気に入ってくれるかな?
この日は、鹿児島県のテレビ局が取材にきていました。渋谷区と共同のプロジェクトでは、桜島大根の栽培を渋谷区の小学校で行っているんですよ!
「桜島大根のお味はいかがかな?」と質問を受け、「あまくて美味しい!」「こんなに大きい大根があるなんて知らなかった」とみんな上手に答えていました。
「嬬恋(つまごい)どん」ができるまで
「桜島大根とベーコンの洋風スープ」
渋谷ワンダフル給食、できあがり!
子どもたちが待つ、教室へ
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
今回のワンダフル給食は、日本(にほん)各地(かくち)のおいしい「野菜(やさい)」が主役(しゅやく)のメニューです。
コロナ禍(か)で出歩(である)くことが難(むずか)しい今(いま)、給食(きゅうしょく)で旅行(りょこう)気分(きぶん)を味(あじ)わってもらえればと、各地(かくち)の名産(めいさん)野菜(やさい)を使(つか)ったメニューを考(かんが)えてみました。
メインは、キャベツの名産地(めいさんち)である群馬県(ぐんまけん)の嬬恋村(つまごいむら)をイメージした「嬬恋丼(つまごいどん)」です。このどんぶりは、服部栄養専門学校(はっとりえいようせんもんがっこう)の先生(せんせい)が考案(こうあん)したオリジナルどんぶり。
この時期(じき)、甘(あま)みが強(つよ)くなるキャベツを主役(しゅやく)に、ほうれんそう、にんじん、もやし、甘辛(あまから)くした鶏(とり)からあげものせて、彩(いろど)りゆたかに仕上(しあ)げました。どんぶりの下(した)のごはんには、きざんだしばづけがたっぷり。みなさんが、おなかいっぱい食(た)べられる味(あじ)にしました。
あわせるスープの主役(しゅやく)は、鹿児島県(かごしまけん)のご当地(とうち)野菜(やさい)である桜島大根(さくらじまだいこん)。ギネスブックにも認定(にんてい)された、大根(だいこん)のなかで世界一(せかいいち)大(おお)きい品種(ひんしゅ)です。甘(あま)みが強(つよ)い桜島大根(さくらじまだいこん)を、かつおとベーコンで洋風(ようふう)に仕上(しあ)げています。
野菜(やさい)がちょっと苦手(にがて)という子(こ)も、きっとおいしく食(た)べてくれることを願(ねが)って。
さぁめしあがれ!