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渋谷ワンダフル給食 第十一弾!「揚げ魚の麻婆茄子あんかけ」

「揚げ魚の麻婆茄子あんかけ」の給食提供風景を取材するため、渋谷区立広尾小学校へと足を運びました!

お魚が苦手な子にも食べやすいように、工夫したメニューをみんなは喜んでくれるかな?

「揚げ魚の麻婆茄子あんかけ」ができるまで

かれいの切り身に、片栗粉をつけて、
油でしっかり揚げていきます
パチパチっと油の弾ける良い音がしてきました
魚の身がくっつかないように注意しながら、
中まで火が通れば完成です!
バットにきれいに並べておきます
次は、揚げ魚にかける麻婆茄子あんかけ作り
茄子、豚肉などの具材は食べやすい大きさに切って、炒めていきます
そこに鶏ガラスープを加えて、
ひと煮立ちさせていきます
トウバンジャンやテンメンジャンといった、中国料理の調味料を加えて、
さいごに片栗粉でとろみ付け
麻婆茄子あんかけの出来上がり!
このまま食べても美味しそうですね

「白菜スープ」

「揚げ魚の麻婆茄子あんかけ」に合わせるのは、白菜たっぷりのスープ
たまねぎと鶏肉をしっかり炒めて、
鶏ガラスープを加えます
味の決め手になるこのスープも、出汁から給食室で手作りしているんですよ!
煮立ったところに、下茹でしておいたにんじんと、
はくさいを加えて、
全体がしんなりしたら、完成です!
ご飯も炊きあがりました!
さあ、みんなが待つ教室へ!

渋谷ワンダフル給食、できあがり!

揚げ魚にたっぷりの麻婆茄子をかけて、おいしそう!
カラッと揚がっているのが、見た目からもわかります

子どもたちが待つ、教室へ

いよいよお待ちかねの給食の時間です!
ワンダフル給食もすっかり定着してきました
こぼれないように・・ていねいにトレイに乗せて、
きれいにあんかけをかけられたかな?
「このお魚美味しいー!」とみんなもりもり食べてくれました
余った麻婆茄子あんかけはそのままご飯にかけてどんぶりにする子も!
みんなが美味しそうに食べてくれて、よかった!

白木 悦樹 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 中国料理教授)

中国料理(ちゅうごくりょうり)といえば、みんなはどんなメニューをおもいうかべますか?

チャーハン、ギョーザ、ラーメンなど日本(にほん)の食卓(しょくたく)にはたくさんの中国料理(ちゅうごくりょうり)がありますよね。

今回(こんかい)は、数(かず)ある中国料理(ちゅうごくりょうり)の中でも日本(にほん)で独自(どくじ)の進化(しんか)をとげた「麻婆茄子(まーぼーなす)」を揚(あ)げたさかなにかけてみました!

そもそもこの「麻婆(まーぼー)」とは、みんなから親(した)しみを込(こ)めて「麻婆」と呼ばれていたおばあさんがつくった料理(りょうり)からきています。

「麻婆豆腐(まーぼーどうふ)」や「麻婆茄子(まーぼーなす)」が代表的(だいひょうてき)な「麻婆」ですが、日本(にほん)では本場(ほんば)のしびれるような辛(から)さをマイルドに改良(かいりょう)し食(た)べやすく味(あじ)つけされた、子どもから大人(おとな)まで人気(にんき)のメニューとなっています。

今回(こんかい)の料理(りょうり)には、本場(ほんば)中国(ちゅうごく)でよく使(つか)われている、トウバンジャン・テンメンジャンという本格的(ほんかくてき)な調味料(ちょうみりょう)も使っていますよ。

辛(から)さの中(なか)にまろやかさがあるソースと揚(あ)げた茄子(なす)、カラッと揚(あ)げたさかなの相性(あいしょう)は抜群(ばつぐん)!

さかなが苦手(にがて)な子にもおいしく食(た)べてもらえるようにと、期待(きたい)を込(こ)めてつくったメニューです! おたのしみに!

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