渋谷ワンダフル給食 第九弾!「松阪ポークのヒレカツ ごまだれソース」の予告動画公開!
西澤 辰男 先生
(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 日本料理主席教授)
みなさん、とんかつやカツ丼(どん)は食べたことありますよね!
「カツ」のなかでも「ヒレ肉(にく)」を使(つか)ったメニューが、「ヒレカツ」です。 ヒレ肉(にく)は1頭(とう)の豚(ぶた)から少量(しょうりょう)しかとれないお肉(にく)の部位(ぶい)をいいます。
「カツ」=「カツレツ」が日本(にほん)に広(ひろ)まったのは、100年(ねん)ほど前(まえ)のこと。 どのようにカツレツは誕生(たんじょう)したのでしょうか。
カツレツの原型(げんけい)は、薄切(うすぎ)りの仔牛肉(こうしにく)にこまかいパン粉(こ)をつけて炒(いた)め焼(や)きする、フランス料理(りょうり)にあるといわれています。フランス語(ご)の「cotelette」(コートレット)がだんだんとなまってカツレツになったそうです。
薄切(うすぎ)りの仔牛肉(こうしにく)よりも「厚切(あつぎ)りの豚肉(ぶたにく)」のほうが日本(にほん)では好(この)まれ、みなさんにも身近(みじか)なトンカツへと変化(へんか)していきました。
日本(にほん)の人(ひと)は、他(ほか)の国(くに)から伝(つた)わる料理(りょうり)をとりいれて、新(あたら)しい食文化(しょくぶんか)をつくるのが上手(じょうず)なんですね。
今回のワンダフル給食では、ブランド豚(ぶた)「松阪(まつさか)ポーク」のなかでも脂肪(しぼう)が少(すく)なく、やわらかいヒレ肉(にく)を使用(しよう)しています。
松阪(まつさか)ポークは、ていねいにじっくりと時間(じかん)をかけて育(そだ)てられた、うまみとあまみの強(つよ)いお肉(にく)です。
こんがりとあがったやわらか~い「松阪(まつさか)ポークのヒレカツ」をごまだれソースで、どうぞお楽しみに!