渋谷区ではこれまで、安心・安全かつおいしい給食の提供に加えて、栄養バランスに優れた和食文化を味わう取組を行ってまいりました。令和三年度からは、この取組を更に発展させた「渋谷ワンダフル給食プロジェクト」が始動します。
プロジェクトの目的
- 小・中学生という心身が著しく成長していく大切な時期の「食」である学校給食を通じて、食への関心や理解を深め、改めて食に感謝する心を育む「食育」の機会とします。
- 子ども達が家庭以外の料理・味で一番身近に接する機会である「学校給食」を、新たな料理・味・食材と出会う場、新しい食への挑戦の場とし、食の選択能力の幅を広げます。また、子ども達にとって渋谷の学校給食が将来にわたる思い出・記憶に残るものとします。
- 世界の料理、日本の伝統料理や季節・旬の料理の提供により、世界の食文化や日本人の伝統的な食文化を学び、将来にわたり健全な食生活を実践できるような食への関わりの機会とします。
プロジェクトの概要
渋谷区千駄ヶ谷に校舎を構える「学校法人服部学園 服部栄養専門学校(校長・服部幸應氏)」と協働して、プロジェクトを推進します。
- メニュー開発
子ども達の新たな食へ触れる機会として毎日の献立、今までの学校給食の枠を超える新しいメニューに挑戦することで、「給食では出たことがない」、「東京ではなかなか食べる機会がない」など学校給食の可能性を広げます。 - 栄養士・調理員の育成
新しい取り組みを通じ、学校給食現場のキーパーソンとなる栄養士・調理員のスキルアップ(新たな知識・技能習得)の機会とします。 - 食育 「食べる力」を育む
成長期の子ども達に学校給食を通じて、食への関心、食に関する知識、地域・季節・旬の産物や歴史など食文化への理解を深める機会を与え、一生涯にわたる「食習慣」を身につける場としていきます。 - ホームページ開設
このサイトを、服部栄養専門学校考案の給食メニュー・レシピの紹介など、取り組みについての情報発信ツールとして活用します。